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ラグドール猫

猫の病気

予 防

予防接種イメージ猫

伝染病

混合ワクチンの必要性についてはワンちゃんと同様です。 


現在予防できるワクチンの種類には次のものがあります。
(1)猫汎白血球減少症ウイルス

(2)猫ヘルペスウイルスI型

(3)猫カリシウイルス
(4)猫白血病ウイルス

(5)猫免疫不全ウイルス

(6)クラミジア

フィラリア症

以前から猫もフィラリアに感染すると言われていましたが、まだまだ認識が低い状態です。


しかし、10年前に全国で行われた猫のフィラリア感染率の調査では陽性率が12.1%と無視できない調査結果が報告されています。フィラリアの感染サイクルはワンちゃんと同様です。猫の場合はフィラリア感染検査を実施する必要はありません。


予防の方法としては、 様々なタイプの滴下式の薬がありますのでご相談ください。

猫も定期健診
猫の前足

ノミ・ダニ

ネコちゃんもワンちゃん同様、ノミやダニがつくことで様々な病気につながることがわかっています。外に出かけるネコちゃんだけではなく室内飼いのネコちゃんでも人間がつけて帰ることにより感染する可能性がありますので予防することが大切です。最近ではSFTS(重症熱性血小板減少症候群)というウイルスを持っているダニがいることがわかっており、ワンちゃん同様にネコちゃんも感染・発症し人間に病気をうつすことがわかってきています。


ノミやダニの予防方法としては、全身へのスプレー剤、首筋へのスポットオンタイプなどがあります。

避妊手術

青い目をした猫

避妊手術は生後6ヶ月から行うことができます。


最初の発情までに手術をしたネコちゃんの乳腺腫瘍の発生率は非常に低くなると言われます。また、避妊手術は子宮や卵巣を切除しますので性ホルモンに関連した病気の予防にもつながります。


しかし、ワンちゃんと同様、全身麻酔下での手術、術後の肥満などのリスクもあります。避妊の方法は手術以外にもあります。発情抑制剤の注射や発情抑制剤を浸透させた小さな器具を体に埋め込むことで発情を抑えることができますが、長期の使用により子宮蓄膿症、糖尿病などのリスクがあるとも言われます。

去勢手術

去勢手術は生後7ヶ月から行うことができます。


できるだけ子猫の時に手術をした方が問題行動(スプレー行動や攻撃性、マウンティング行動)の予防につながるようです。


しかし、全身麻酔下での手術、術後の肥満などのリスクもあります。

健診を受ける猫
検査を受ける猫

病気の早期発見と術前検査

ネコちゃんは普段から余り水を飲まない動物と言われています。そのため高齢になると腎不全になるネコちゃんが多いと言われます。


また気が付かないうちに甲状腺機能亢進症になっているネコちゃんもいます。早いうちから血液検査などを毎年実施していれば病気の早期発見につながりますので特に5〜7歳以上のネコちゃんにはお勧めしております。


また、尿検査、糞便検査、レントゲン検査、エコー検査などを同時に行うこともできますのでご相談ください。当院では、全身麻酔による手術の前にはできるだけ術前検査をお勧めしています。血液による健康診断と凝固検査(血が止まるかどうかの検査)、必要に応じて画像検査を行っております。

お問合せ・ご予約

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(木曜午後・日曜・祝日は休診日です。)

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